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ベッケンの逆襲

Becken18

Becken19

まず、デキコン来場者用に書いた
「ベッケンについて」を。

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ラフスタチュー。すなわち、荒い塑像。
仕上がりとしては、映画「ロードオブザリング」製作時の
キャラクター検討用のマケットを
少々荒くしたものをイメージしていただければ。

荒いタッチ。こそ、カッコイイ。

意識しているのは勢い。動き。
生きてるかどうか。死んでないということ。

左右対称やその他少々の間違いにはこだわらず。
細部より全体が大事。
全体が間違ってないか。カッコイイか。生きてるか。

「造型し飛ばす」感も出てるといいな、
と思います。

なお、
デザインに関しては
よく目にする「西洋的獣人」をベースにした、オリジナルです。

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なかなかコッパズカシい文章ですが、
とりあえずこういう気持ちで作ってます。

次に、これは一体何のポーズなのか。
ですが。

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「バトル イズ オーヴァー」
そう呟いて、ベッケンが落ちていった巨大な穴を後にするヒゲマスク。
その時!!
ガァーッ!!ドーンッ!!!
穴から飛び出すように再び姿を現したベッケン!
戦いはまだ終わっていなかったのだァァ!

Becken20

Becken21

Becken22

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って場面でどうですか。

造型に関してですが、相変わらず芯は入れてません。
そういう作り方が好きだからですが、もともと
ブロンズ粘土の説明にも芯は使えないことが書かれてました。
収縮した時にヒビ割れるからですね。
(この粘土は芯がなくても十分造型できます。
あまり大きなものはキビシいでしょうけど)

マケットを作った時、
土台の板にくっ付けたまま乾燥させてしまい
足元がボロボロにヒビ割れてしまいました。
板がついたままではキチンと収縮できないからですねきっと。
そこでデカいのでは、変形しない程度に硬くなった頃に
板と粘土の間にワイヤーを通してふたつを離しておきました。
最終的に展示の時には板からはずさなくてはならないので
そのためでもありますが、重いのでちょっと大変でした。
今のところヒビ割れは大丈夫ですが、
今後乾燥が進むとどうなるかちょっとわからなかったり。

さて、下の記事に、
デキコン展示でマケットとふたつ並べてるのを撮った写真があります。
これを見ると、マケットでは普通にある左腕が
デカいのにはついていない事に気付かれると思います。
これは単純に強度の問題。
左腕を作る際、マケットのポーズだとちょっとオトナシかったんで、
グヮーッと後方に引いてる状態にしようとしたんですね。
右の拳は地面に打ち付けてます。
次は左パンチがいくぞっって感じです。
が、荒盛りしてみると、どうも腕が身体から離れて独立してしまう。
芯は入ってないので、これは運搬時に絶対破損するなー、と。
で、思いきってカット。
そこにリアルな切断面を作るのは気が進まなかったんで、
「野蛮な治療痕」に。

ちなみにマケットの頭部には、牛系獣人て感じで角が生えてます。
当然デカいのでも角を作ろうとしてたんですが、
これがどうも上手くいかない。
やはり角先が折れるのが気になって、
思いきったデザインにすることができないんですよね。
で、結局ナシでいきました。

歯と舌も破損しないか不安だったんですが、
ココはどうしても外せないポイントだったのでそのまま。
(運搬後もなんとか無事でした)

当初、特別なモノにしたくないから
よくあるデザインでいく、と書いてましたが、
結局少しハミ出ましたかね。

あと、これも下の写真を見るとわかりますが、
マケットとデカいの、同じブロンズ粘土なのに色が違いますよね。
これを撮った時、マケットは完全に乾燥、
デカいのはまだ半分くらいの乾燥具合。(たぶん)
つまり完全に乾燥すると色が薄くなってしまうようです。
たしかに普通の水粘土でも乾燥後の色は薄くなりますし、
薄い色合いのブロンズ像も目にしたことはあります。
でも、濃い方が重量感もあってソレっぽいんではないか、と。
ブロンズ粘土を使ったのは今回初めてなので、
この辺りの事、正解がどうなのかよくわかりません。
薄くなるのを止める方法や使い方があるんですかね。
また、デカい方は表面が硬くなった頃にストッキングで磨いたので
ツヤがあります。でも、このツヤも
完全乾燥後には無くなってしまいそうな気配。
(写真を撮った時すでに、歯や耳の先等が白くなってました)

デカいのの造型期間は4日くらい。
ホントは3日でやりたかったんですが、ちょっと難しかったですね。
(造型途中の写真は残念ながら一枚も撮れず)

次回の記事もベッケンで。

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