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マケット

ちょっと間が空きましたゴメンナサイ。

さて。
ベッケンは量産用の原型として作るのではなく
(うまくいけばそういう展開もあるかもしれませんが)、
基本的には1日展示するだけの一点モノって感じ。
そういうこともあって、
そこそこ大きいサイズで作りたいと考えてます。
最近、仕事の方で小さいものばかり納品しているので、
その反動もあると思いますけど。

こういう場合、使用する素材を何にするか。
展示だけなので油土のような硬化しないもので
作ってもいいんですが、会場が大阪なため
埼玉からの運搬を考えるとちょっとキビシイ。
型取りして樹脂に変換する手は
手間とお金がかかるので論外。

いつものグレースカルピーは、
オーブンに入らない問題はヒートガンを使うことで
解決できるとして、それよりも
使用する量を考えるとこれまたお金がかかる、
ってことで却下。
(作るとすると芯を使わずムクでやるので)

安くて硬化する素材というと
ファンド等の石粉粘土がありますが、
塑像として望むタッチが出せそうにないのでこれも却下。

で、結局
選択した素材は、やはり「安くて硬化する」水粘土。
普通の「彫塑用粘土」とかいう名前のものは、
完成した時の見栄えがイマイチな色をしているので、
「ブロンズ粘土」にしました。
使うのは初めてですが、硬化後に磨くと
ブロンズみたいなツヤが出るんだとか。
今回「造型を見せる」という目的のため
塗装をしない予定なので、ブロンズみたくなるんだったら
丁度いいってことで。

水粘土自体、造型に使うのは久しぶりなうえ、
ブロンズ粘土となると経験なし。
ひょっとしたら普通の粘土とは違うかも、ってことで、
テストもかねてベッケンのマケットを作ってみることにしました。
水粘土はどんどん乾燥していくため、
アーデモナイコーデモナイと試行錯誤しながら作っていくのは
若干不安に思えてもきてたので、あらかじめマケットを
用意しておけばその辺りも大丈夫かな、と。

ベッケンも「ラフスタチュー」として作るわけですが、
この荒い塑像はちょうど
ファンタジー映画製作時の「マケット」に近いだろうと
前に書きました。そういう意味では、
マケットのマケットを作るってことになりますかね。

そういうわけで、
ベッケンのマケットがこちら。(一部分)

Becken06

Becken07

ブロンズ粘土は普通の水粘土と変わりませんでした。
いいです水粘土。
イジってたのは6時間位ですが、
水を吹きかけることもしなかったので
どんどん硬くなってきます。
ディテールをやるにはそうして硬くなった頃合いが
丁度いいんですけど、その時の
ツールを当てた時の感触がたまりません。
気持ちがいいというのか、とにかく楽しい。
最近の、柔らかくなってしまったグレースカルピーでは
しばらく味わえなかった心地よさ。
もう一回書きます。
いいです水粘土。

ま、手と作品周囲はけっこう汚れるんですけどね。

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