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続々 土系

海外の造型サイトやDVDを見ていると目にする「WED CLAY」。
ただの水粘土だろうと思ってたんですけど、今回
土系についてネット調べしていくうちに
どうも「乾燥が遅くヒビ割れしにくい」水粘土であるらしい、と
いうことがわかってきました。

そもそも WED って何?という疑問があったんですが、
これはウォルト・ディズニーの名前
Walter Elias Disney の頭文字のようですね。
いってみればディズニー粘土。かわいい。
粘土メーカーがディズニーのために、大サイズの塑像用に
開発したもののようです。(ディズニーランド用ですかね?)

粘土自体のお値段は安そうですけど、アメリカからだと
送料が多分けっこうなものになるので、お取り寄せはやめときます。

ただし。
WED CLAY に関する調査の中で目に留まった一文。
『 W.E.D clay has glycerin in it so it dries very slowly to
a leathery texture with limited cracking.』

W.E.D clay has glycerin 、、そーか、
グリセリンを混ぜればいいのか。

でもまあ考えてみれば、ブロンズ粘土も
大サイズ&芯を使わないムク状態では完全に
乾燥するまで数週間かかる場合もあるし(芯を使用した場合は
試したことがないのでわかりません)もともと
入っているのかもしれないな、と。

なので、今回はグリセリン混ぜるテストはナシで。
グリセリンは買ってきたけれど。
(ヒマができたら試してみます)

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続 土系

少し乾燥して表面が硬くなってきた頃にツールを当ててみました。

Waterclay07
(上からブロンズ粘土、モデリングクレイ、ハードクレー)

ブロンズ粘土はいうまでもなく何のストレスも
なしで、むしろ心地良いですが、
モデリングクレイは、、大量の繊維が出てきてシャープな彫りができず。
盛りの段階では伸びがあることで少し期待感もあったんですが、
彫りがこれではラフスタチューに使用するのはちょっと無理。

意外なところではハードクレーが、時間が経つと
紙粘土度が気持ち低くなっているような、、。とはいえ、
こんな状態だし、盛りの段階でも伸びがないのはやっぱりツラい。
(伸びに関しては使用前に水を加えて
練ってみれば良いんでは?って
気もしなくもないですが、水分量が多いと
より収縮するんだろうし、、)

それにしてもこの画像。
狙ったわけではありませんし、そして、パソコンしながら
そんな人もいないと思いますが、
食事中の方、すみませんね、、。

で、
結局。
残念ながらモデリングクレイもハードクレーも、
ラフスタチュー向きではない。ってことに。
繊維の混入等によって、ディテールが思ったように作れそうにないし、
いい感じのヘラ痕がうまく残せないだろうし。そして
自分としては何よりも、粘土イジりの気持ちいい感触や楽しさが
味わえないというのが一番の理由。

ちなみにヒビ割れに関してですが。
上の写真のような塊の他に、芯に盛り付けてそのまま乾燥させる
テストもやってました。結果は
ブロンズ粘土は予想どおり(というか予定どおり)数カ所にヒビ。
出ないはずのモデリングクレイに1カ所発生。
そしてハードクレーは意外なことに全然なし。でした。
たしかに、芯を使ってヒビが出にくいということでは
なかなか優秀。

さて。
粘土選びは振り出しに戻りました。
ブロンズ粘土の感触を持ちつつ、芯が使える粘土は恐らく見つからない。
収縮しないブロンズ粘土を開発できれば一番いいですが、ちょっと難しそう。
ならば、やはりヒビの発生前に型取りしてしまうことになりそうですね。
しかし芯を使うとけっこう早くからヒビ割れしそうなんで、造型時間は
粘土ムクの時よりも短時間になりそうな、、。

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土系

ラフスタチュー第二弾に向けて
そろそろ動き出さなくてはいけないと、
まずは粘土選び。(土系で)

え?ブロンズ粘土は?

というのも、
第一弾ホロウヘッドで学習したことが幾つかあり、
そのひとつが『芯は必要ですよ』。
スタチュー作ろうって人間が
今さら何を言っているのかって感じですけど。
やっぱりデカめの、縦に長いモノには
いくら好きでないからといっても芯を使用しないことには
重さによる変形を避けられず。
で、第二弾では潔く芯を使おうじゃないか!と決意したのはいい
んですが、大好きなブロンズ粘土は収縮して
ヒビが入ってしまうため芯が使えないんですよね。

収縮する粘土で芯を使用しなければならない場合には普通、触れても
凹んだりしない程度に表面付近が乾燥した状態
(ヒビが入る前の乾燥途中)で型取りをしてしまうんでしょうし
今回そういう進行も考えてはいますが、もし
ブロンズ粘土の他にピッタリなのを見つけられれば、
今後のためにもいいんじゃないか。と。

で早速、「これは」と思われる粘土をふたつ購入。
普通に売られてたんで、特に探し回ることもなく。

Waterclay01
Waterclay02

Waterclay03
Waterclay04
(ハードクレーがモデリングクレイよりも大きく写ってます。
実際大きめなんですが、この写真ほどではなく
2種の大きさはほとんど同じです)

ハードクレーは「芯材が使えて、ひび割れが少ない」し、
モデリングクレイにいたっては
「〜を芯に使ってひびは出ません」(言い切り!)
ブロンズ粘土よりも高価ですけど、夢のような土系。

しかしながら歳を重ねて疑い深くなっているため、
とにかく使ってみてからとモデリングクレイの端のほうを
ワイヤーで押し切って、
ゲッ!!
Waterclay05

カビが生えてるのかと思った、、。

芯が使えてヒビが出ないってことは収縮が少ないってことで、
そのために何かしら混入されてるんだろうとは思ってましたけど。
こんなに繊維状のものが一杯入っているとは。
(この粘土は自然ぽい匂いが少々強めなので、まだ
「ホントはカビではないか」と疑っていたり)

少しイジってみましたが、
まあ、感触は水粘土にけっこう近い。か、なあ、、。しかし、
表面に繊維が出てくるし、伸びのある紙粘土って感じが
否めず微妙、、。

続いてハードクレイも同様に切ってみましたが、
こちらにもやはり繊維状のもの混入あり。
ただ、モデリングクレイほどではありません。たしかにヒビに関して
「出ない」ではなく「少ない」って書いてあるので、繊維も
量が少ないか1本1本が細いか、か。が、予想に反し、
イジってみるとこれがモデリングクレイ以上の紙粘土度。
水をつけないと伸びがほとんどない。表面に皺が寄る。
土系なのに紙系、、。

とりあえずハードクレーはラフスタチュー向きではないですね。
モデリングクレイのほうはもう少し様子見。乾燥した状態とか。

Waterclay06

手前からハードクレー、モデリングクレイ、ブロンズ粘土。
こうしてみても、やはりブロンズ粘土のしっとりした
瓦のような質感が一番いい。(乾燥によって変化しますが)

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キャスタリン造型12

肩の盛りすぎを修正するのに
テストも兼ねてリューターを使用してましたが、
もっとボリュームダウンが必要ということで
今回はスパチュラ&アルコールトーチで。

彫金等のWAX造型でもスパチュラの先を
アルコールランプで温めて作業する場合がありますが、
自分はワックスペンを使用することが多いです。
火で温めてる時間とか、すぐに冷めていくこととか
そういうストレスを解消してくれるからですけど、
ただ今回は、肩を大きく取り除きたいのに
ワックスペンのヘラでは小さすぎる。
で、手持ちのスパチュラになら
大きめのがあるので、それを温めて使うことにしました。

Castilene39

アルコールトーチの火にかざして

Castilene40

熱々のスパチュラで溶かしながらカキトる。
ま、いい感じ。

せっかくなんで、もう片方は
別のやり方をテスト。

このアルコールトーチはボトル部分を軽く押すことで
火を横吹きできるんで、肩に向かって、、

Castilene41
Castilene42

で、程よく溶けかかったところを
スパチュラ(こちらは特に温めず)でカキトる。

Castilene43

ああ、こっちの方が
大きくボリュームダウンする時にはいいかも。
(火を直接近付ける、というか、ほぼ当てているので、
加熱しすぎで何が起こるかわからず。注意は必要)

今回使用したアルコールトーチは、
彫金用品を販売している店で入手可能です。
東京では東急ハンズの彫金コーナーでも売ってます。

Castilene44

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