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海外原型師インタビュー 2

前々回記事のトニー・シプリアーノ氏(表記あってる?)のビデオ、
パート2が公開されてました。素晴らしい。必見です。

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Comments

検索に引っ掛かりブログを拝見中です。
半分以上は読ませていただきました。

以前一度訪問してその後ワンフェスでも作品を拝見させていただきました。

この動画はスタチューフォーラム経由で当時見ましたが
脱サラ(というかクビ)して~という遅咲きに驚きました!

自分も20代後半で最近粘土始めましたが面白いですね。

Posted by: | June 14, 2009 at 09:47 AM

ワンフェスでも見ていただけたんですね。
どうも有難うございます!

自分は(造型に関する事はそれまでもやってはいましたが)
キチンと原型の仕事を始めたのは30代のはじめなので、
ああいう話は興味深かったです。

検索ワードからすると、油土を使われてるんでしょうか。
硬めのクレイは削った時も心地よくて楽しいですねえ。

今後ともよろしくお願いします。

Posted by: まなべ | June 14, 2009 at 08:53 PM

お返事ありがとうございます。

現在は骨格と筋肉の勉強にとシンプルな立像を作ってます。
素材はアルミ線を芯にしたレオンクレイ紫です。

ボウエンのスタチューが好きなので
Mark NewmanやTony Ciprianoの制作中の画像を参考にして真似てます。

ブログを訪問して早々に質問で申し訳ないです…
Tony Ciprianoの動画で1/4サブマリナーが出てきますが
ソフトクレイ使用と動画で言ってますがどうやって
置き換えたんでしょうか?

塑像で切り金を使用するのは調べたのですが
その手法ですかね?

Posted by: | June 15, 2009 at 10:46 AM

レオンクレイ紫は一番硬いやつでしたっけね。
他の人の作品を参考にする際には上手いものを見なきゃ、と思いますが、
その点 Mark Newman 氏は
人体がメチャクチャ上手いので勉強になりますよねえ。

サブマリナーについてですが、あれは
盛りやすいソフトタイプの粘土でザッと形にしたら
ワックスに変換しディテールを作っていく、海外の原型
(サイズ大きめのもの)でよく見るやり方ですね。

ワックス変換のために型を取る際、ボディと手足を
バラしているようですが、アルミ線の芯はバラせるようには
作ってなかったはずなんで、粘土を切る時にニッパかノコで
切断してるのかな。バラすのは、型取りやその後のキャスティングが
しやすいようにだと思います。

で、そのソフトタイプの塊をどうやって型取りしてるか、型も
ハッキリ写らないので、一般的なやり方を元にした想像になりますが。

とりあえず切り金は使ってないんじゃないかと思います。
海外のその手のメイキングで、切り金が使われているのを
見たことがないからですね。

とはいえ、考え方は一緒です。
切り金をさすかわりに、粘土の薄い板を原型にくっつけていく方法。
で、それによって区切られた部分の一方にシリコンを塗る、その上から
石膏で補強する、硬化後に壁の粘土板を外して、
離型処理をしたら、残りの一方にもシリコン塗って上から石膏、と。
参考に
http://portrait-sculpture.com/
の Mini Demos を見るとわかりやすいかもしれません。

または、ガレージキットで普通に行われるように
粘土に反面埋めてシリコン取り、の方法。
http://www.danperezstudios.com/workshoppages/molding_casting.htm

動画では原型がテカっていたので、ラッカースプレーかなにか
吹いているんじゃないかと思います。そうしておくことで、
埋めるのに使う粘土が少しでも原型から剥がれやすいかもしれません。
(参考までに自分の場合は、油土原型に対しては
水粘土で土手埋めします。柔らかいので原型を変形させにくい、等の
理由もありますが、水粘土の扱いには少々慣れが必要です)

以上はいわゆる2面取りですが、もしかしたら
一発取りで型を作っているかもしれません。

動画で手に持ってるボディ原型の尻から、支柱に使っていたアルミ線が
飛び出たままになっていますが、例えば
土台にそのアルミ線を立てて原型が浮いた状態にしたら、
周囲にカベを作り、シリコンを流す。
(脱泡器がない場合、カベを作る前に原型にシリコンを
一層塗る等しておかないと、キレイな型ができづらいです)

で、シリコン硬化後に、メスで型を切り開き原型を取り出したら、
そこに溶かしたワックスを流し込む、と。

あのクレイ原型の大きさや塊具合、また、仕事ってことも考えると
この方法で型を作った可能性が高いかなーと思います。
原型が柔らかくても大丈夫ですしね。

Posted by: まなべ | June 15, 2009 at 10:16 PM

詳しい説明ありがとうございます。
リンクも大変参考になりました。


本当は自分で試行錯誤して弄るのが一番いいんでしょうが
粘土原型だと型で失敗したら終わりな感じで怖いですね

知恵を拝借しつつ完成第一で突っ走ります!

Posted by: | June 15, 2009 at 10:41 PM

そうですね。型取りで原型が壊れる事も
多いので、時間やお金に余裕があれば
何か小さいものででもテストをしてみることをオススメします。

もし行き詰まりましたら、またコメント下さい。
自分にわかる事でしたらお答えします〜。

Posted by: まなべ | June 15, 2009 at 11:07 PM

先ほど石膏でためしに簡単な型取りをしたのですが
想像したほど型が合いませんでした…ただの長方形なのに…

しかもやり方だけを調べたので石膏その物の扱い方を調べてみてショック!
一応粉塵用のマスクは付けたのですが思った以上に扱いにくい素材ですね
普段粘土だけなせいか粉の舞い方が凄い!

しかも道具や手を普通に流しで洗ってしまいました…
安価な工作用品というイメージが強いですが
手間を考えるとシリコンの方が良かったかもしれません。

Posted by: | June 22, 2009 at 12:25 PM

最初はなかなか上手くいきませんよね。
解決法など調べて何度かトライすると良いと思いますが
石膏には相当悪いイメージを持たれた様子ですので、
ここは仰るとおりシリコンのみで型取るのがいいかもしれません。
その際も、事前のテストを忘れずに。
(安価と書かれているとおり、石膏を使う事でシリコンの
使用量を押さえ、材料費を節約するのに有効だったりします)

「ガンダム スクラッチビルド マニュアル」(メディアワークス)
という本には、油土専門の、というわけではないんですが、
一般的な型取りに関して、わかりやすく解説されてました。
参考書の一例としてあげておきますね。

Posted by: グレイクレイまなべ | June 22, 2009 at 04:11 PM

参考文献ありがとうございます。


確かに石膏は…集合住宅なので水道管が心配です…
大部分の塊はゴミとして処分したのですが
結構道具を流しで洗ってしまいました。

石膏型を紹介したブログ等では
室内での気軽な工作として取り上げられていただけに
処分や掃除・換気等の面でデメリットが大きいと感じましたね。

すいませんが3点ほど質問があります。
①石膏型に入れて石膏の粉が付着した粘土は再利用してもよいのでしょうか?

②シリコンの2面取りをする場合はラッカースプレーなどを吹いてから~とありますがコレも再利用してよいでしょうか?

③土手埋めに水粘土とありますがコレといった銘柄があればおススメを教えてください。

お知恵を拝借すれば低予算で済むかと思いきや
意外とお金かかりますね。造形って

Posted by: | June 22, 2009 at 07:03 PM

排水に関する知識がありませんので、とりあえず
石こうを流してしまった場合に実際にはどうなったか、同様の
事例がないか検索してみました。
そのものズバリは見つけられませんでしたが、ひょっとしたら
似てるかも?というのがありましたので参考に。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa855297.html

今回の質問には「私なら」ということでお答えしますね。

①カケラを残して次の造型中に表面に出てくると鬱陶しいので、
付着している石膏をできるだけ取り除きます。残りは
中に丸めこんだりして粘土は再利用します。

②ラッカースプレーの付いた表面はあまり使いたくないので、
薄くケズり取り、残りは再利用します。ケズり取った部分は、
捨てちゃうのもなぁ、、と考えて置いておくか、芯に近い部分で使います。

吹いた量が少なく、型から外した時に目立たなくなっていた場合は
そのまま丸め込んだりして再利用します。

もしくは、スプレーを吹く前のクレイと土手埋めに使う油粘土との
相性をテストしてみて、スプレーなしでも後でキレイにはがれそうだとか、
キレイに土手埋めできそうだ等と思ったら、そのまま型取りします。

③水粘土による土手埋めは、今回はやめておいた方がいいでしょう。
扱いに少々慣れが必要で、そこを文章で伝えるのが難しいということと、
そしてこれが何よりの理由ですが、
水粘土には、石膏と似たデメリットがあるため。です。

いかがでしょうか?

Posted by: グレイクレイまなべ | June 22, 2009 at 10:08 PM

詳しい回答ありがとうございます。

粘土が高いので参考になりました。

型取りの件ですが幸い直立に近いポーズなので
シリコンの一発取りで行こうかと思います。

はじめてのまともな粘土造形なので
なるべく原型へのリスクを回避したいと思います。
もちろん一度他の物でテストしてみます。


見ず知らずの私にここまで丁寧なレクチャー
ありがとうございます。

長い趣味になりそうなのでいつの日か作品を披露できたら。
と思います。

Posted by: | June 22, 2009 at 10:44 PM

初めての型取りで全身を一発取りは、
もしサイズが大きい場合、それはそれで
大変かもしれないので、事前に型取りについて
よく調べて下さいね。(一発取りは他に、切裂き法とか言ったりもします)

長い趣味になりそうとのことですし、
どうぞのんびり構えてチャレンジして下さいまし。
健闘を祈ります!

Posted by: グレイクレイまなべ | June 23, 2009 at 02:11 AM

スイマセン
意気込んで早々に申し訳ないです。

頭部と体を分割して型取りするつもりなのですが
リオンクレイを2面取りする場合に土手埋めには
何を使用したらよいでしょうか?

原型にベビーパウダーで普通の油粘土でもよいでしょうかね?

この際なんで色々手を動かしてみようと思います。

Posted by: | June 24, 2009 at 06:38 PM

水粘土以外に土手埋め用で考えられるのは、やはり油粘土です。

が。

油土を油粘土で埋めた経験が思い出す限り無しで、
レオンクレイも現在手元にない為にこちらでは試してみることもできません。

で、仕方なく「私なら多分こうする」というお答えで。

まず「原型にベビーパウダー」ですが、「うまく出来た」という
経験談がどこかにあるのであればいいんですが、もしそうでなければ
やや不安を感じるので、ひととおり型が取れるまでのテストはしてみます。

いや、でも、どうかな、、んー、パウダーは自分はやっぱり使わないかな、、。
原型にはラッカースプレーを吹いておきますかねえ。
(上で書いたとおり、もし吹かないでいこうと考えたら、
直接油粘土を使ってうまくいくかどうかテストはします)

油粘土は、手元にあるのが「ほいく粘土」なのでそれを使うと思いますが、
万が一、柔らかすぎて作業が難しかった時には「ポピーあぶらねんど」を
試してみます。「ポピー〜」はガンダムスクラッチビルドマニュアルで
推薦されていた粘土ですね。

すでにご承知だと思いますが、
油土原型の型取りには繊細さが必要です。とにかく
シリコンを流すまで原型を変形させないようにしなければならないので。

さきほど、ほいく粘土について「柔らかすぎて作業が難しかった時には」
と書きましたけど、それはあくまでも「すぎた」場合で、基本的には
柔らかくないと原型を変形させる一因になってしまうので注意です。

柔らか「すぎた」場合に何が起こるかというと、キレイに取れないくらいに
原型とくっ付いてしまってやっかいだということです。

土手埋めの時には分割線(パーティングライン)より下が粘土に埋まるわけですが、
その際に、油粘土と原型が広い面でしっかりと付いてる状態にしてしまうと
もう片面を取る時にはがしにくくなり大変です。できるだけ
軽く付いてるように工夫します。例えていうなら、点で支える無圧布団って感じですかね。

しかしパーティングラインのことろは、
(原型に影響ない範囲で)しっかり密着させます。

実は、そのライン部分をしっかり密着させなくてもOKな型取り方法を
考案してはいるんですけど、ちょっとリスクがあるので
今はまだ書かないでおきます。そのうちブログの記事にするかもしれません。

以上で答えになってますか?
健闘を祈ります。

Posted by: グレイクレイまなべ | June 25, 2009 at 01:27 AM

ありがとうございます!
とりあえずは材料を手にして実験ですね。

一般的な型取りのように全部埋めるのではなく
原型に粘土で足場を付けて原型の周りのみ密着させるやり方は
参考リンクで見ました

ポリパテ・エポパテ・ファンドを経験して
一番馴染んだのが油土なのでこれからもコレで行くと思います。

今回は勉強と思って色々触ってみます。

Posted by: | June 25, 2009 at 02:25 AM

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