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左刃

ハードワックス作業の後はレジンキャストをヤスる日々で、
今以てIDクレイ造型には取り掛かれず。
間に合うのかなワンフェスに。

ところで、11月16日から20日まで日本橋タカシマヤにて
「日本の象牙彫刻展」という催しをやるみたいです。
今年は第30回らしいですが、何年か前に見に行ったことがあります。

会場内には象牙彫刻が多数並んでいて(根付けがほとんどだった憶え
ありますが)そのうち多くはプロの作品というより、学んでる生徒さんの
作品だった気がします。公募展かな。もし間違ってたらすみません。

自分が見に行った理由ですが、会場内に道具の展示と
体験コーナーが設けられていることを知ったからでした。
それまで、根付けを目にする度に「この筋、どーやって
掘ってんのかな」と思ってたんですよね。その辺りを詳しく
解説してあるものも見かけなかったし。別に根付けを作ることは
なかったんですけど、自分の仕事に置き換えて考えてみると、
わりと苦手とする作業だったので方法がわかれば役に立ちそうだと。

で、念願かなって体験コーナーで体験。
説明を聞きながら自分でやってみたところ
「おおお、、なるほどおお」と軽く感激。
それが「左刃」という技法でした。(技法の名称なのか
道具の名前なのかよくわかりません。両方かな)

その後、新宿の東急ハンズで買いました象牙刀。
Hidariba01
すごいなーハンズは。何でも売ってるなあ。
(一番左のをよく使ってたんですが、今日先が折れました。ガーン)

使ってたといっても象牙相手ではなく、
ハードワックスやパテ、レジンキャストに、ですが相性はよかったです。
自分にとっては、イザッて時に重宝する道具です。

でも。
タカシマヤでの催しも、体験コーナーも、
象牙彫刻という伝統の継承のためにやられてることなんでしょうから、
自分みたいに別のことに利用しているってのも
少々後ろめたい気もしなくもない。ならば、ここを
読んでくれた人の中で、そっちに少しでも興味を持って
くれる方が現れれば結果的にはいいんではないか、ということで
日本象牙彫刻会のHPをリンクしておこうかな。
展覧会情報のページに、第30回〜の紹介もあります。
コチラ

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Comments

真辺様
はじめまして しのけん といいます
左刃で検索していたら真辺様のブログにヒットしました。
興味深く拝見しました。
私も先日象牙彫刻展見に行ってきました。
左刃が道具のことなのか、技法のことなのか私も良くわかりませんでしたが
たぶん両方なのでしょう
左刃のおかげで細かい細工や細密な仕上げが効率よくできるようになったとの説明でした。

玩具の原型製作をされてるモデラーさんなんですね?
ご自分で発想されて形にするのは苦しくも楽しいのではないかと勝手に推測しています
私は以前某車メーカーで外形デザインモデル(クレイ)のモデラーをやっていました
最近は象牙彫刻に興味が出てきてやってみたいと思っています

いきなりのコメントでびっくりさせてごめんなさい
お仕事がんばってください

Posted by: しのけん | November 18, 2007 at 05:44 PM

しのけん様はじめまして。
コメント有難うございます。

以前のお仕事がクレイモデラー、といえば
インダストリアルクレイのプロですね。
しかも車となると、かなりのキッチリ造型。
自分は玩具原型製作を仕事にしてますが(お察しのとおり、
苦しくも楽しいです笑)、ほぼヤワラカイもの専門なので
カタイものを作れる方は凄いなーと思ってます。
昔クレイ造型の参考に、「クレイモデリング」(三栄書房)
という本を教えてもらって一読しましたが、あまりの
高レベルにおののいたものです。

象牙彫刻を始められるんですね。
以前行った象牙彫刻展の感想として、
造型仕事をやられてた方が入っていくと
また発展する世界ではないかと思いました。
自分のような門外漢ならでは、の感想だとは思いますが。

実際に始められて、新しい発見などありましたら
是非コメントででも教えて下さいまし。
今後ともよろしくお願いします。

Posted by: まなべ | November 18, 2007 at 10:23 PM

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