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IDクレイ造型 8(芯のこと)

ゲンさんより質問コメントいただきましたのでこちらで回答。

現在見事に中断中のIDクレイ造型
(元々やってた全身の方)ですけど、その芯についてです。
コレですね。

まず人型の部分ですが、
使用しているのは直径3ミリのアルミ線。

足の先は、IDクレイ造型2 の画像は製作途中なので
わかりにくいんですけど、床に置いた2枚の板を使って
挟んで固定してます。
ジョンブラウン氏の DVD ではたしかネジとパテを使って
床板に固定してました。つまり、
足元と背面をしっかり固定(背面は鋼管支柱)することで、
芯がグラグラして造型し辛くなることを防いでいます。
自分が、板で挟んだ固定の仕方にしているのは、
型取りを考えてバラしやすくしているためと、後から足元に
ベースを作ることにした場合に備えて、その分の
高さの余裕を用意しておくためです。

肩に一段膨らんだところがありますが、
これは内径3ミリのアルミパイプを適当な長さにカットしたものです。
そのパイプの中に通っている、胴体から腕にいくアルミ線は
つながっていません。
中で切れているため、腕の芯をスポッと抜くことができます。
(サイズピッタリのパイプでつないでいるわけです。
この方法は、スカルピー等の芯を作る場合にもよく使います)
なお、頭の芯も胴体から引き抜くことができます。
芯をこうして作っておくことで、後で粘土を
糸やワイヤーで切断すれば楽にパーツを分割できます。

分割した方が、造型しやすかったり型取りしやすかったり
する場合があるので、こんな風にしています。

ジョンブラウン氏は芯の分割部分に角のパイプを使ってますが、
これは、クルクル回転してしまわない
(キッチリと向きを固定する)ためじゃないかと思います。

アルミ線やアルミパイプは東急ハンズで購入。
角のパイプも売ってたように思いますが、ちょっとうろ憶え。

頭の芯と、足からの芯を縛ってまとめているアルミ線の中に
直径3ミリのが見えますけど、これは
適当な長さを背面の鋼管の中に差し込んであります。
たしか、中で何回か折り曲げて
いちおうグラグラしないように、そして引っこ抜けば
鋼管とバラせるようにしてたはず。
これも、上で書いたのと同じく
型取り等の事を考えてです。

ジョンブラウン氏はこの部分に、T字型の鋼管パーツを使ってます。
やはり型取り時に、背面の鋼管と簡単にバラせるようにだと思います。

さて、鋼管についてですが
これは店の大小にもよるかもしれませんけど、
ホームセンターで売ってます。
白ガス管と呼ばれてたりして、うちの近所の店では
水道管やらガス管やらの売り場にありました。
太さと長さには数種類あるので、店で確認するのが一番ですが、
IDクレイ造型で使っているのは太さが 1/4 ってものです。
L字パーツ等も、それに対応したサイズを使用してます。

床板に鋼管を立たせる円盤状のパーツ、ねじ込みフランジという
ものですけど、これだけはホームセンターでは売ってない可能性が
あります。取り寄せも無理な場合、
ココで入手可能です。
自分は、呼び径(B)が 1/2 のものを使っていて、
この穴の直径は支柱にしている 1/4 より太いため、
間にブッシングという
異サイズを変換するパーツをかましてます。
(この場合は 1/2 と 1/4 を変換)
ブッシングはホームセンターでも売ってました。

ココを見ると、
パーツについて参考になるかもしれません。
エルボやチーズという呼び名だったり。

なお、アルミ線を差し込んでいる背面の鋼管ですが、
そこだけネジが切られてません。というか、
正確には、ネジの部分がありません。
粘土から抜く時に引っ掛かるとイヤだったので
購入したホームセンターの加工サービスを利用して
カットしてもらいました。
(最初から片方だけネジが切られていないものも
存在したような気がしますが、うろ憶え)

フランジの床板への固定は、フランジにあいた4つの穴の
径に適した木ネジとワッシャーを使って留めてあります。
IDクレイ造型2 の画像を見ると、その
フランジが留めてある板もさらに
木ネジで下の板に留めてあるわけですが、これは
鋼管類をバラしやすくするため。
この辺は、実際にやってみるとわかると思います。

と、以上のような感じですけど、
どうでしょうか。

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ハルクバスト

Hulkbust09

このあいだ壽屋さんから
ハルクバストスタチューのサンプルを貰いました。
そうか、11月発売だった。

前にも書きましたが、
コミコン限定版との違いは、台座と表情(口元)。

台座はアメリカの映画館の看板を
模したデザインになっていて、タイトルの点灯が可能です。
Hulkbust10
Hulkbust11
バスト部分にも照明を当てているので、看板の光だけでこんな風に
全体が明るく見えるわけではありませんので念のため。
(この台座は、コトブキヤマーベルシリーズの
実写映画キャラのバスト共通のもので、この部分の原型は
他の方が作られてます)

今回の画像は暗めの照明で撮影したので、色に関して
実際より鮮やかさが落ちていると思いますが、顔はこんな感じ。
Hulkbust12
Hulkbust13

ガレージキット以外の一般の
塗装済みの製品はなんでもそうですが、
原型と比較すると、なんていうのかな、、やや甘くなる
というのかな、、気のせいかもしれませんけど
自分自身には感じが微妙に違って見えます。

世間的には、こういうのは
量産ということによって生じる劣化、てことで、
自分も買い物なんかの時に「サンプル写真は良かったのに」
と思うこともあります。

が。

自分が作ったものに対するこの変化、
これは意外と好きなんですよねえ。なんだか矛盾してますが。
特にこのハルクのような、スタチュー特有の質感を伴って
生まれ変わってきたものを見ると楽しくなって
Hulkbust14
わー!
って感じ。

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神奈川マナベ造形

先月の人・形展で、ウチのお隣だった真鍋圭人 氏。

ワンフェスでもディーラーとして展開されているという
『奇人変人列伝』の作品を展示されてましたが、
これがいわゆるリアル系の胸像でした。
おお。もしウチがヒゲマスクを出品していたら、「まなべ」って名字は
よっぽどその手が好きなのかと思われてたはずですが、
よかったベッケン2にして。なにより、あちらの作品の方が
ヒゲマスクよりサイズがデカかったので、見劣りするところだった、、。

と、ホッと胸をなで下ろしてから早1ヶ月の今日この頃、
真鍋氏から「ブログはじめました」のご連絡。
渋谷のお父さん犬の記事の後に書くのはちょいと気が引ける、
なんだか恐ろしげなブログ名にギョッとしますが、
奇人変人列伝といい、こういう方向性は若さゆえかな。
作品自体は、安心して見られますので
どうぞコチラを。
主にスカルピーを使ってるそうです。

それにしても、
クリーピースカルプさんや真鍋氏。
これは、きてますかね徐々に。日本のガレージキット界に
リアルバスト造型の波が!
ウチも押し流されないようにしますんで、波に乗せて下さい。

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