IDクレイ造型 9(09年9月現在)

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IDクレイ造型 番外編(爺さんバスト)の再開まであと少しかかりそうなので、
もともと作っていた全身原型が今どうなっているのかの画像でも載せて
お茶を濁そうの巻。

なんだかそれなりに進んでおり、このぶんだと
今年中には完成するのかという雰囲気を漂わせておりますが、
残念ながらこれは現在「習作のための素体」つまり
アナトミーを確認したり思いついたデザインを試したり、といった
便利な道具に成り果て中、、。

なお、腕は一度バラして芯のアルミ線を少し切り、
広かった肩幅を詰めてあります。

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IDクレイ造型 8(芯のこと)

ゲンさんより質問コメントいただきましたのでこちらで回答。

現在見事に中断中のIDクレイ造型
(元々やってた全身の方)ですけど、その芯についてです。
コレですね。

まず人型の部分ですが、
使用しているのは直径3ミリのアルミ線。

足の先は、IDクレイ造型2 の画像は製作途中なので
わかりにくいんですけど、床に置いた2枚の板を使って
挟んで固定してます。
ジョンブラウン氏の DVD ではたしかネジとパテを使って
床板に固定してました。つまり、
足元と背面をしっかり固定(背面は鋼管支柱)することで、
芯がグラグラして造型し辛くなることを防いでいます。
自分が、板で挟んだ固定の仕方にしているのは、
型取りを考えてバラしやすくしているためと、後から足元に
ベースを作ることにした場合に備えて、その分の
高さの余裕を用意しておくためです。

肩に一段膨らんだところがありますが、
これは内径3ミリのアルミパイプを適当な長さにカットしたものです。
そのパイプの中に通っている、胴体から腕にいくアルミ線は
つながっていません。
中で切れているため、腕の芯をスポッと抜くことができます。
(サイズピッタリのパイプでつないでいるわけです。
この方法は、スカルピー等の芯を作る場合にもよく使います)
なお、頭の芯も胴体から引き抜くことができます。
芯をこうして作っておくことで、後で粘土を
糸やワイヤーで切断すれば楽にパーツを分割できます。

分割した方が、造型しやすかったり型取りしやすかったり
する場合があるので、こんな風にしています。

ジョンブラウン氏は芯の分割部分に角のパイプを使ってますが、
これは、クルクル回転してしまわない
(キッチリと向きを固定する)ためじゃないかと思います。

アルミ線やアルミパイプは東急ハンズで購入。
角のパイプも売ってたように思いますが、ちょっとうろ憶え。

頭の芯と、足からの芯を縛ってまとめているアルミ線の中に
直径3ミリのが見えますけど、これは
適当な長さを背面の鋼管の中に差し込んであります。
たしか、中で何回か折り曲げて
いちおうグラグラしないように、そして引っこ抜けば
鋼管とバラせるようにしてたはず。
これも、上で書いたのと同じく
型取り等の事を考えてです。

ジョンブラウン氏はこの部分に、T字型の鋼管パーツを使ってます。
やはり型取り時に、背面の鋼管と簡単にバラせるようにだと思います。

さて、鋼管についてですが
これは店の大小にもよるかもしれませんけど、
ホームセンターで売ってます。
白ガス管と呼ばれてたりして、うちの近所の店では
水道管やらガス管やらの売り場にありました。
太さと長さには数種類あるので、店で確認するのが一番ですが、
IDクレイ造型で使っているのは太さが 1/4 ってものです。
L字パーツ等も、それに対応したサイズを使用してます。

床板に鋼管を立たせる円盤状のパーツ、ねじ込みフランジという
ものですけど、これだけはホームセンターでは売ってない可能性が
あります。取り寄せも無理な場合、
ココで入手可能です。
自分は、呼び径(B)が 1/2 のものを使っていて、
この穴の直径は支柱にしている 1/4 より太いため、
間にブッシングという
異サイズを変換するパーツをかましてます。
(この場合は 1/2 と 1/4 を変換)
ブッシングはホームセンターでも売ってました。

ココを見ると、
パーツについて参考になるかもしれません。
エルボやチーズという呼び名だったり。

なお、アルミ線を差し込んでいる背面の鋼管ですが、
そこだけネジが切られてません。というか、
正確には、ネジの部分がありません。
粘土から抜く時に引っ掛かるとイヤだったので
購入したホームセンターの加工サービスを利用して
カットしてもらいました。
(最初から片方だけネジが切られていないものも
存在したような気がしますが、うろ憶え)

フランジの床板への固定は、フランジにあいた4つの穴の
径に適した木ネジとワッシャーを使って留めてあります。
IDクレイ造型2 の画像を見ると、その
フランジが留めてある板もさらに
木ネジで下の板に留めてあるわけですが、これは
鋼管類をバラしやすくするため。
この辺は、実際にやってみるとわかると思います。

と、以上のような感じですけど、
どうでしょうか。

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IDクレイ造型 7(DVD)

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フィギュア作りにインダストリアルクレイを使用している人は
途中でポリパテやキャストに変換した後、ペーパーがけをして
仕上げてるとのこと。でも
自分が今回やろうとしているIDクレイ造型は
メカでもアニメキャラでもないのでペーパーがけとか考えておらず、
表面の仕上げまで粘土のままいっちゃう予定です。

で、そういう場合に、
見ておくと士気が高まったり役に立ったりするDVDがコレコレ

ジョン・ブラウン氏による造型技法DVD。(英語です)
上の画像の2枚は自分が持ってるものですが、最近よく見返しています。
(氏のダンサーの作品群のアラさが好きで、以前の記事で
HPを勝手にリンクしたこともあります。このDVDでは
もっと細かく作り込んでます)

DVDの中で使われているのは Chavant 社の NSP という粘土だと
思いますけど、それはもう様々なテクニックを駆使して造型していきます。
自分のような「造型途中の写真が好き」な人間もお腹一杯なくらい。
上手い人の作業を見るのは勉強になりますし、何より
見てると自分も粘土がイジりたくて仕方なくなってきます。
IDクレイ造型では、このDVDで紹介されてるテクニックも
一部、試してみるつもりです。

他に、芯の巻と型取りの巻、ファムファタルの巻が出ていますが、
次の第7弾は、"sculpting comic book style...
emphasizing the male figure" だとか。これは見たい。

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IDクレイ造型 6

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驚きますね進んでなくて。

このあたりでは道具として指も多用。
ボディはこの後まだ
変化していくかもしれないししないかもしれない。
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IDクレイ造型 5

スローペースでやってたら「あーでもないこーでもない」と
あちこちイジるはめに。すんませんオオマカなラインしか考えずに
スタートしたもんで。まだ変わっていくかも
しれませんけど、今こんな感じ。
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使用ツールに一番下のが加わり中。
ほとんどの場所をこれで、あとはケンパーの木ベラ側。
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クレイは最初の盛りではランプで温めてましたけど、
ディテール用に少量使う時にはそのまま端の方をちぎって
指でこねれば大丈夫。(現在の室温は約27度)

顔は大体この方向でいくことに。
やっぱり目が隠れてるキャラにしたんですが、この部分を
ヘルメットにするか皮膚にするかはまだ決めてません。
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IDクレイ造型 4

すんません、設定を180度変更します。
ヒゲマスクの味方キャラということで
ひとつよろしく。

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ややスローペース。

今はケンパーツール使ってます。
ループも木ベラ側も両方。
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IDクレイ造型 3

盛り開始。
と、その前に。今回のこれは
ヒゲマスクの敵キャラということにします。
名前はまだ無し。

NS45B は名称からもわかるように45度で軟らかくなる
とのこと。加熱には Castilene 造型でも活躍した赤外線ランプを使用。
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夏場だし45度だし、で、温まりすぎを防ぐため
粘土とランプの距離はわりと離してますが、これでも
5分もせずにいい軟らかさになるので、
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パレットナイフで角のところをス〜っとスライス、それを
指で芯に盛り付けてます。
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盛ります。
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しかし自分で決めたことですけど
ホントにこんな素立ちポーズでいいのやら。造型の
楽しさはそれなりに見出すことは出来るものの、完成時の
モノとしての魅力は半減してしまうような。
ん〜、、そんな迷いもちょっとありますが、まあ、
今回はこれでいいか。

ちなみに、こんな素立ち状態でも
どういう場面か、ということは考えながら作ってます。
そういうのがないとダメなんですよね。

あと、NS45B について気が付いたこと。
このクレイ、ニオイが気にならない、というか
ほとんど無い。これは嬉しいです。

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IDクレイ造型 2

芯を準備。
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ちょっと思うところあって、写真のとおり
大人しめなポーズ、体型も「マッチョじゃない」感じでいく予定。

今回作るサイズは1/8。23センチくらい。
クレイを1本しか買ってきていないので
1/6だと足りなくなる可能性があるためです。
(クレイの大きさは直径5.5センチ長さ28センチ)
ただ、型取りの事を考えたらもっと小さくてもよかったって気も、、。

*使用する粘土の量は芯をボリュームアップすれば少なくてすむのは
わかってます。でもできる限りムクに近い状態で造型したいので。
ムク大好き。使用する NS45B もどちらかといえば軽いしね、と。

当初、この程度のサイズだと芯は無くてもいけるだろう
と考えたものの、やはりガッチリ固定されてた方が造型しやすいとか
思い直して3ミリのアルミ線で作成。背中には少々大げさですが
また鋼管支柱を立ててます。芯は、いちおう首や肩など
分割可能な仕様で作ったんですけど、あくまでも念の為のもので、
基本的には最後までパーツ分けはしないでいくつもり。
ただ、サンダーロードスタイルがやろうとしてた
「芯から伸ばした糸で分割」
は、インダストリアルクレイ向きな上、
ちょっと面白そうだし上手くいくと気持ち良さそうなんで
試してみたかったですね。残念ながら今
「細くて強い糸」が手元にないのでまた別の機会にやってみます。

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IDクレイ造型 1

インダストリアルクレイ造型をスタートしよう。
ということで、まずは粘土を。

自分の手元に油土系は数種類あることはあるんですが、
いずれも入手時期が古く適当に使用もしてるんで
新しく購入することにし、お茶の水のトゥールズで
買ってきました NS45B というインダストリアルクレイ。
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選択肢としては他に、世界堂などで売られている
アルテも考えられたんですが、以前使った時に
粘土表面の白っぽさが気になって仕方なかった為
今回は却下。まあこの辺は好みの問題です。
また、トゥールズの店頭には J-525 というクレイもあり、
これはたぶん Chavant ってメーカーのものではないか
と思って少し興味あったんですが、硫黄が入っている
とのことだったんで止めました。

初めて使う粘土は期待感もあってワクワクしますね。
早く造型に取り掛かりたい。

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